スレート瓦の特徴をお知らせします！屋根材選びの参考にしてください！

こんにちは。下関市で屋根工事、雨漏り修理、外壁工事を営んでいます株式会社 ライフです。

今回は、スレート瓦の特徴をご説明いたします。このスレート瓦には色々な呼び方があります。コロニアルやカラーベストと呼ばれたりしています。今回は、それらを総称してスレート瓦としてお話していきたいと思います。

 

 

スレート瓦とは、セメントに繊維素材を混ぜ、薄い板状に加工した屋根材です。コロニアルやカラーベストと呼ばれています。最近、新築の屋根に増えている屋根材の一つです。

下にコロニアルグラッサの写真を載せています。和風の瓦と違い、平らな屋根材となっています。

また、多くのカラーバリエーションがあることも特徴の一つです。

では、現在多くの住宅で採用されていますが、このスレート瓦にどんな特徴があるかを説明します。

スレート瓦のメリットとして、価格が安いこと、屋根材が軽いということです。

価格に関しては、屋根材の中で最も安い部類に入ると思われます。

また、屋根材の重量に関しては軽いです。日本は地震大国です。屋根を軽くしたいという方も多いと思います。屋根を軽くしたいと希望されるお客様は、このスレート瓦を希望される方が多い印象です。

次に、スレート瓦のデメリットです。

これは耐久性の低さです。スレート瓦は割れやすいです。なぜなら、瓦に比べてスレート瓦は薄いため、耐久性が低くなっています。

この薄さのため、耐熱性も低いです。つまり、瓦に比べて室内が暑くなります。

また、点検を怠るとコケが生えてきたりします。下にスレート屋根にコケが生えた写真と、スレート屋根が欠けた写真を掲載します。

スレート瓦の表面にコケが生えています。

スレート瓦の色褪せも起こり、ひび割れや欠けが起きています。

つまり、スレート瓦はメリットとして、価格の安さや重量が軽いという面がありますが、多くのデメリットがあります。

また、スレート瓦は上の写真の状態を、放置しておくと、雨漏りの原因や、台風などの強風により屋根材が飛んで行ってしまうことも起きてしまいます。

また、スレート屋根の大きな特徴として、定期的な塗装が必要とされています。

塗装をする多くの場合、足場を組み、外壁と屋根を一緒に塗装することが多いです。しかし、一度スレート屋根を塗装しても10年後に再び塗装は必要となります。

スレート瓦は、価格の安さなどで選ばれている屋根材かと思います。しかし、スレート瓦は定期的なメンテナンス（塗装など）が必ず必要です。

 

新築のときの屋根材選びや屋根を軽くしたいなど、屋根のご相談がありましたら、遠慮なくご連絡ください。