屋根の漆喰の寿命は20年
追記
2023年10月のお話です。 ここ最近、屋根のシックイの調査のご依頼を多く頂きました。下から見ると、シックイが剥がれ落ちたり、割れたりしていることが目視で確認できます。 しかし、屋根に上がって調査してみると、想像以上に悪いケースが多くあります。 8月に上陸した台風6号の暴風雨・大雨により、棟の中の泥が流されている案件が多いです。 この場合、「棟の巻替え工事」をご提案することが多いです。 棟の巻替え工事は、のし瓦を撤去し、新しくのし瓦を積み上げる工事です。この場合、工事範囲にもよりますが非常に高額な工事となります。 高額な工事となる前に、屋根の点検をすることをおすすめします。 屋根工事のライフでは、「屋根の無料健康診断」を行っています。ぜひ、ご検討ください。 |
こんにちは。下関市で屋根工事、外壁工事を営んでいます 株式会社ライフです。
今日は屋根の漆喰(しっくい)についてのお話です。
みなさんは、漆喰がどの部分に存在するかご存じですか?
漆喰とは、屋根瓦の一番上にある棟の土台に存在する材料のことです。写真に印を付けた白い部分です。
以前にご紹介しましたが、瓦自体の寿命は約60年です。
しかし、漆喰の寿命は瓦ほど長くなく、定期的なメンテナンスを行う必要があります。
このメンテナンスを見逃してしまうと、屋根全体のダメージ劣化に繋がります。
一般的に、漆喰の寿命は20年前後と言われています。
20年を過ぎたあたりから、漆喰の表面が朽ちたり、剥がれ落ちたりします。
また、屋根の下からだと漆喰の劣化には気づきにくいというか、分かりません。実際に屋根の上に上がり調査することにより、屋根の状態を正確に判断できます。
下に漆喰が劣化した写真を掲載します。
壁際の漆喰が剥がれ落ちています。
棟のジョイント部の漆喰が色褪せて、朽ちています。
棟のジョイント部が朽ちていたり、本棟鬼下の漆喰が剝がれています。
漆喰がひび割れています。
~漆喰の役割~
屋根の漆喰は屋根の棟(本棟や隅棟など)と瓦との隙間を埋め、下地に雨水が入り込むことを防いでくれます。
漆喰をメンテナンスすることは屋根全体の耐用年数を保ち、屋根全体の寿命を長くしてくれます。また、屋根の外観もきれいになります。
~漆喰の工事方法~
漆喰の工事方法としては、大きく分けて2つあります。
①漆喰の塗り替え
漆喰の塗り替えとは、既存の漆喰を剥がし、新しく漆喰を塗り替える工事です。見た目もきれいになる工事です。
②棟の巻替え
棟の巻替えとは、棟ののし瓦を撤去し、新しいのし瓦を積み上げる工事です。
瓦の状態を確認した後に、どちらの工事が適切かご提案させていただきます。
~まとめ~
漆喰は屋根瓦にとっても、下地にとっても重要なポイントとなります。下からだと見えにくく、分かりにくいため漆喰が悪くなっていることは見過ごされやすいです。屋根工事のライフでは、「屋根の無料健康診断」を行っています。定期的に屋根をチェックすることで、大きな被害を防ぐことができます。漆喰の修繕をぜひ、ご検討ください。
住宅は、定期的なメンテナンスを行うことで、長く住むことができます。
ライフでは屋根の無料点検を行っています。ぜひ、ご検討ください。
屋根の無料点検は、お客様の住宅の瓦屋根、スレート屋根の状態を点検させていただき、現在の状況を報告させていただきます。
報告内容として、屋根のメンテナンス計画をご提案させていただきます。屋根材、漆喰、棟部の板金などの状況を写真と合わせて、お客様に説明したいと思います。
決してすぐに工事をお願いします!というものではありません。(※屋根の状態・状況によります)
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屋根工事、外壁工事のライフです。屋根全般工事(瓦屋根、スレート屋根、屋根工事、雨漏り修理、雨漏り調査、カバー工法)及び 外壁工事はライフにお任せください。
下関市、山陽小野田市、宇部市、山口市、防府市、長門市、山口県全域で対応していきます。
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